妹ちゃんが机で頭を抱えていたので話を聞いてみると、社会で「自分の考えを書く」という種類の課題が出たのだと。

最近こういうのは多いですよね。妹ちゃんはこの手は比較的得意な方なのですが。
最近のいわゆる時事問題を選んで、自分の考えとそう考える理由を、、、とかそういう課題です。

女子中学生なので、そんな時事問題とか言われても困るw訳だ。
とりあえず一緒に考えてみると、最近の話題は天皇の即位とか、オリンピック関連のゴタゴタとか、、、あんまり社会科的じゃないか。。。

で、妹ちゃんが思いついたのが、先の台風の際に台東区役所の避難施設がホームレスの受け入れを断ったという件。
おおいい案だ。社会科の先生的にも待ってましたな案件だろコレ。

妹ちゃんはその話題をたぶんネットニュースなどで知ったのでしょう。
妹ちゃんは、ホームレスは伝染病等に感染している危険性が高いので受け入れられなかったのだと理解していました。

むろんこれは誤りです。
直接的には、避難所を利用するには書類に現住所を記入しなければならず、住所のないホームレスはそれが出来なかったために断られた訳です。
基本的には手続き的な問題で、役所の「お役所的」対応の問題です。

しかし実際には(すくなくともネット上では)ホームレスという存在それ自体の問題であると語られていたようです。
上述の病気の問題や、臭いなど周囲の避難者に迷惑や不安を与える可能性、果ては納税していないなら行政サービスを受ける資格が無いというのまであったようです。

法令的な観点からはこれらは問題にもならない事です。そういうことで役所は動いてくれませんw
これらは、それを語る人たちの考え(しかもかなり差別的な)に基づいているにすぎません。

しかしネット上ではそれらが、もっともらしい根拠を持った、筋の通った理屈であるかのように語られます。
例えばホームレスの伝染病の罹患率が比較的に高いのは事実です。

妹ちゃんは、それでもホームレスが来たら助けてあげるべきだとの考えでした。
それは単に可哀相だからかもしれませんが、父との会話中ではそこに社会科で習った「基本的人権」を用いて根拠としました。
課題で求められているのは、単に自分の漠然とした考えではなく、そう考えるべき根拠を示す事です。
「人権」でもいいですし「国民の生命、財産、安全」でもいいですが、その観点から上記の(差別的と言うほかない)見解は退けられるでしょう。

もっともでは現実に何が起こっていたのかといえば、役人の「お役所仕事」だったというのも、まあなんというか、、、という感じですがね。
中学生が社会科の課題として考察するには、ちょっと恥ずかしい真相ではありますww


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