先日、妹ちゃんが宿題のプリントが見当たらないと騒ぎだし、一緒になって探しました。
妹の学校はプリント類を大量に配るので、時折こういうことがあるのです。

いろいろプリントをひっくり返していると、妹のテストの答案がでてきました。
テストというか小論文的なもので、社会福祉制度などについて自分の考えを論述させるという、最近よくあるタイプの問題。

普段は英語と数学以外の答案に目を通すことはないのですが、チラッと読んでみると、結構しっかりした論述。
しかも「私的な欲望」だの「社会的正義」だの厨二?な語彙をところどころ用いており(まあ実際中2ですがw)、なかなかに微笑ましい。

いやーウチのチビもこんなこと書くようになったか。
まだ保育園の頃に買ったクマと一緒に寝てるのに、もう中学生なんだよなー子供の成長は早いなー。

彼女の語彙に影響を与えているのはたぶん日本の近代文学で、なんか最近よく明治だの大正だのの文学を読んでます。
ええそうです「文スト」ですよ。近代文学の作家たちと同じ名前のイケメンがたくさん出てくる漫画です。

ちょっと前まで「赤毛のアン」とか「ハリーポッター」を読んでたはずなのに、気付けば太宰だの鴎外だの芥川だのを読んでいる。
さすがに中学生で太宰は早い気もするが、つかどこまでわかって読んでるのかも知りませんが、まあきっかけにはいいでしょう。

こういうのは自発的に読む機会なんてほとんどないものです。学生のうちに何らかの必要性にでも迫られないかぎり、社会人になって読むことは無いようなものです。必要が無いからです。
でも「教養」とはそういうものです。必要でも趣味でもないのに読む、という経験は得難く、貴重です。
(ちなみに妹には中学生のうちに「アンネの日記」を通読させるのが父の野望ですw)
完全版 アンネの日記 (文春文庫)
アンネ・フランク
文藝春秋
1994-04


そのうち日本橋丸善とか山の上ホテルとか関連スポットに連れていってみるか。田端には文学館があったはず。
妹の学校は都心にあり、日本近代文学って実はそこらへんを中心に狭い地域が舞台なんですよね。
本当は「文スト」のイケメンが好きなだけなんでしょうけど、まあ文学つながりで。


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