気付けば子育て後半戦(兄の大学受験編)

息子娘の大学受験が気になる父。嫁への不満は書かない予定。

〜徐々に迫ってきた長男の大学受験と、中学妹の成績低迷にうろたえる父の日々〜

兄がプリントを持ってきて、保護者のサインが要ると言ってきました。
兄の夏休みの生活態度などについて、親の目から見た評価を報告するもので、簡単なコメントを書いて提出しろと。

さてそういう観点から兄のこの夏休みを総括してみると。。

あれ? 意外にちゃんとした夏休みだったんじゃね?

ダラけて昼夜が逆転することもなく、宿題はだいたい計画通りに進み、おまけに東進の授業も(スマホで)バリバリ受けてた。
休み中にまったく髪を切らずヒゲも剃らず、最後にはオマエいったいどこに隠れてた日本兵よみたいなビジュアルになってたせいで、だらしのない生活をしていた印象をもっていたものの、落ち着いて振り返ってみるとかなりちゃんとしてたのです。

妹ちゃんには「見るだけで暑い」とかウザがられてましたが。

おまけに家の手伝いもやっており、両親のいない平日には、妹ちゃんの分も含めて昼食を作ったりもしています。
なにげにスゴくね兄?

プリントには、だらしのない外見に関する評価項目がなく、非常に模範的な夏休みの過ごし方をしていたと書かざるを得ず、、、、

ただ夏休み最終週になって未着手の宿題がゾロゾロでてきた妹ちゃんと比べると、確かにちゃんとしてたわけです。

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月曜から新学期が始まってますが、その初日から妹ちゃんは「反省文」を書かされることに。。

おいおい何しでかした、と聞いてみると、学校でスマホを触ってたのが先生に見つかったと。
ご多分に漏れず、妹ちゃんの学校もスマホは禁止ですが、緊急連絡用に学校に持っていくこと自体は許されてます。
校内ではスマホを回収される学校もあるようですが、妹ちゃんの学校の場合はそれもなく、基本的に生徒が「自覚を持って」管理します。

なので校内でスマホを触ってるということは、単にルールを破ったのみならず、学校側の信頼を裏切ったことになるわけです。

確かにそう理屈を考えていくと、これは重大事だw
反省文も書かされるわな。

もっとも妹ちゃんにも言い分はあり、本当はスマホを触ってたのではなく、地下鉄の定期券(PASMO)が見つからずカバンをひっくり返していたら当然スマホが出てきて、その場にたまたま先生が通りかかっただけだ、ということです。
(下校時間だった)

まあ妹ちゃんの過去の行動を見てのも多分そうなのでしょう。
妹ちゃんはどちらかというと、隠れてスマホ見てる同級生がいるとプリプリ怒るようなタイプです。

反省文はテンプレートでもあるのか、やたらと殊勝な言葉が並んだこれ以上無く下手に出た文章でした。
文面上は気の毒になるほど恐れ入ってますww
これに保護者がサインし提出です。

「持ち物検査」は我々の頃にもありましたが、半分くらいは教師側と生徒側の「鬼ごっこ」の様相があり、違反にもさしたるペナルティは無いものでした。
それは妹ちゃんの学校も同じようで、以前保護者会に行ったときには、先生方は生徒とのスマホを巡る攻防を面白おかしく?話されてました。

まだ中学生ですし、ある意味ゲームというかロールプレイなわけです。
それでおおむねうまくいってるなら十分です。
まあ本人的には不運でしたがね。



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良く未開社会にある、子供が大人になるための儀式をイニシエーションといいますよね。
なんか高いところから飛び降りるとか、猛獣をひとりで狩るとか、重い石を持ち上げるとか、、、

そういう社会では、この儀式を通過しないといつまで経っても大人とみなされないとか。
大人と子供は別に年齢で別れているわけではないわけです。

以前テレビで見たことがありますが、運動神経の問題で毎年儀式に失敗し、いいオッサンなのに村ではいつまでも「子供」とみなされてる、っていう人を見ました。
もう村では容赦なく子供扱いなわけですよ。
小さい子たちのグループで一緒に行動するわけです。
なんかすっかり卑屈になってしまったオッサンがかわいそうでした。。。もう十分分別だってあるのだし許してやれよ、って感じ。

考えてみると、この種のイニシエーションに「試験」の形式を取るものがあるのですよね。
多分狩猟社会が特にそうでしょう。

現代日本にははっきりしたイニシエーションは存在しませんが、多分「入試」がこれに近い役割を果たしている気がします。
(✳個人の感想です)

というか、「受験勉強」という経験がそれに近い役割を持ってる。
各個人は、それこそ深夜にラジオを聞きながら(父の世代)、孤独に自分自身という個人を問われているのです。
あるいは就活で、呵責なく果てしもなく自己分析を求められますよね。

父は漠然と、自分のこの経験が、自分が大人になっていく上で一定の役割を持っていたのでは無いかと思ってるのです。
自分が立派な大人であるかは置いておくとしてw

兄は私立大学付属の一貫校に通っています。
放っておけばそのまま大学に進めるし、本人もそれが楽でいいやと感じてるようです。
そもそも両親とも、それを見越して付属中学を受験させたはずでした。

しかし今や父は、できれば兄には外部の大学を受験してほしいと考えています。
直接的には、兄の偏差値があればもっと上の大学を狙えるから、というさもしい魂胆からですが、それと同じくらいに「受験勉強」を経験してほしいからだと気づきました。

このまま大学入試を経験せずに大学に進むことに、父は漠然とした不安感をもっています。
これは「もっと上の大学行けそうなのにもったいない」というような感覚なのかとも思ってきたのですが、どうやらこれは兄が「受験勉強」を経験しないことへの不安らしいのです。

「大学受験」はおそらく「中学受験」とは異なる経験です。
自分ひとりの力で自分自身を問われる「試験」に受かる/落ちるという経験がないまま、大人になっていくことに漠然とした不安をもっているのですよね。

(無論、試験制度の問題として現在の一発入試が好ましいかは別です。むしろ各大学は推薦枠を拡大しています。しかしそれはあくまで優れた能力を持つ学生を集めたい大学の都合です。)



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